スワップ派のトレードで1,000通貨以下で取引する場合、日々のスワップポイントに小数が出る可能性があります。例えば、1日1万通貨あたりのスワップポイントが59円だったら、1,000通貨あたり5.9円になります。

では、この小数点以下(ここでは0.9円)の扱いはどうなるでしょうか。これについて確認しましょう。

 

小数点未満のスワップポイントも蓄積できるFX口座

下の表のFX口座は、最小取引数量が1,000通貨以下で、かつ、高スワップポイントを売りにしているFX口座です。

口座名等小数点未満のスワップ
SBI FXトレード蓄積できる
ヒロセ通商蓄積できる
マネパFXnano蓄積できる
セントラル短資FX蓄積できない
FXブロードネット蓄積できる
トライオートFX蓄積できない

小数点未満のスワップポイントが蓄積できる場合、例えば0.9円のスワップポイントで9日間保有してから決済すると、スワップポイント合計額は8.1円です。8円は引き出しができて、0.1円だけ捨てるということになります。

蓄積できない場合は、8.1円全額を捨てることになります。

 

小数点未満のスワップポイントは重要か?

では、小数点未満のスワップポイントが蓄積できることは、どれだけ重要なのでしょうか。

1万通貨当たりのスワップポイントが59円のとき、1,000通貨だと5.9円になります。1,000通貨だけ買って小数点未満のスワップポイントが切り捨てになる場合、1日当たりの切り捨て額は0.9円になります。

すなわち、1年(365日)あたり最大で328.5円です。

小数点未満のスワップポイントが切り捨てになるFX口座の場合、1年で最大328.5円の利益を失うことになります。328円というのは、実際のところ、あまり大きくない数字です。敏感に反応する必要はないかもしれません。

しかし、この数字がとても重要になる場合があります。それは、「複利運用で1,000通貨を買った場合」です。

スワップ派で複利運用する場合、蓄積したスワップポイントで1,000通貨ずつ買うことがあるでしょう。そして、買う通貨ペアについては、今のスワップポイントは小さいけれど、将来大きくなりそうだから買うということもあるでしょう。

この基準で、現在のスワップポイントが1万通貨当たり9円の通貨ペアを買ったとしましょう。

すると、1,000通貨当たり0.9円となります。小数点未満のスワップポイントが切り捨てになる場合、毎日のスワップポイントはゼロ円になってしまいます。これは痛いです。

複利運用する理由は、獲得したスワップポイントを使ってさらにスワップポイントを獲得するためです。しかし、小数点未満のスワップポイントが切り捨てになる場合、この効果が大きく損なわれる可能性があります。

よって、複利運用を考えるならば、「小数点未満のスワップポイントも蓄積されるFX口座の方が有利」ということになります。

 

小数点で切り捨てになる口座を効果的に使うには

では、小数点未満のスワップポイントが切り捨てになるFX口座は、スワップ派で使いづらいか?と聞かれれば、そうでない場合もあるでしょう。

例えば、複利運用で1,000通貨を買うのでなく、数千~1万通貨ごとに複利運用で買う場合です。元々の投資金額が大きければ、1,000通貨ごとに複利運用する必要はなく、もう少し大きな取引数量で複利運用する方が管理が楽です。

また、セントラル短資FXはスイスフランを含む通貨ペアが豊富ですし、外貨で獲得したスワップポイントを外貨のままで保有可能です。

小数点で切り捨てというデメリットを考慮してもなお、メリットの方が大きいという状況は十分あります。そこで、その他の機能も考慮したうえで利用するFX口座を選択したいです。

 

スワップ派に向いたFX口座の比較
FX口座間でスワップポイントを比較!