スワップ派でトレードする場合、未決済ポジションのスワップポイントに課税されるか否かというのは大きな問題です。というのは、課税される場合、毎年20%の額を納税しなければならないからです。

複利運用を考えると、この20%は無視できない大きさです。

ポジションを決済してから納税すればOKの場合、獲得したスワップポイント全額を使って複利運用できます。延々と複利運用を繰り返して、最後の最後、ポジションを決済してから納税すれば良いのです。

この差は大きいです。

 

未決済ポジションにかかるスワップポイント課税

下の表のFX口座は、最小取引数量が1,000通貨以下で、かつ、高スワップポイントを売りにしているFX口座です。

「非課税」と書いてあるFX口座は、ポジションを決済してからスワップポイントについて納税すればOKという口座です。

口座名等未決済ポジのスワップ
SBI FXトレード非課税
ヒロセ通商非課税
マネパFXnano非課税
セントラル短資FX課税
FXブロードネット非課税
トライオートFX課税

 

課税と非課税。この差をシミュレーション

では、課税と非課税の差をシミュレーションしてみましょう。1万通貨を買って、毎日100円を得るとします。そして、毎年1,000通貨だけ複利運用で追加購入するとしましょう。

どれだけの差が出るでしょうか。

非課税のFX口座のスワップポイント獲得額

1年目: 36,500円
2年目: 40,150円
3年目: 47,450円
4年目: 58,400円
5年目: 73,000円
合計: 255,500円

課税されるFX口座のスワップポイント獲得額

1年目: 29,200円
2年目: 32,120円
3年目: 37,960円
4年目: 46,720円
5年目: 58,400円
合計: 204,400円

下のグラフは、10年間について試算し、毎年いくらのスワップポイントを得られるかを表したものです。課税されるか否かで、その差は毎年のように広がっていきます。

compound-tax

1年ごとのスワップポイントの大きさが広がっていくということは、スワップポイントの総合計額についても、その差がどんどん大きくなっていきます。

その気になれば、何十年も課税を後回しにして、その間ずっとスワップポイント獲得に資金を投入することも(理論的には)可能になります。

実際には、円安すぎるときには複利運用をやめて様子見したり、円高の時にはいつもよりも多くの数量を買うことになるでしょう。円安・円高で買い時を工夫できれば、上のグラフ以上の差を出すことも可能でしょう。

また、上の試算では、課税の口座も非課税の口座も同じように、毎年1,000通貨ずつ買っています。しかし、預入証拠金は非課税のほうが多くなります。すなわち、非課税の口座はレバレッジもその分小さくなり、安全性が高くなります。

以上の試算から考えると、可能ならば、未決済ポジションのスワップポイントが非課税の口座を選びたいです。

スワップ派に向いたFX口座の比較
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