スワップ派で取引する通貨ペアとしては、円またはスイスフランを含む通貨ペアが中心になるでしょう。しかし、円またはスイスフランを含まなければならないというルールはありません。一方の通貨の金利が、他方の通貨の金利よりも継続的に高ければ良いです。

そこで、今回は豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)を概観しましょう。

 

オーストラリアとカナダの政策金利推移

豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)の長期間のスワップポイントをを検証できれば良いのですが、残念ながらデータをなかなか入手できません。そこで、政策金利を比較します。

スワップポイントは短期金利を元にして決められます。そして、政策金利は短期金利に大きな影響力を持っています。このため、政策金利を比べれば、おおよそのスワップポイントの推移を把握できるだろうと想定できます。

下のグラフは、1995年以降の、オーストラリアとカナダの政策金利です。政策金利を比較すると、何が言えるでしょうか。

豪州・カナダの政策金利

オーストラリアの金利のほうが、カナダよりも高いという傾向が分かります。これはすなわち、AUD/CADを買うスワップ派が可能だということを意味します。円やスイスフランを含んでいなくても、スワップ派のトレードを実行可能です。

注意点があるとすれば、1995年と1998年に、わずかな期間ですが政策金利の逆転が起きていることです。この期間にAUD/CADを買っていたら、マイナスのスワップポイントになっていた可能性があります。

2001年以降、政策金利差は拡大して現在に至っています。

 

為替レートの変動幅

スワップ派にとって最も大切なのは、スワップポイントの大きさでしょう。

為替レートの上昇による利益も重視したいですが、為替レートは上下動します。このため、利益にも損失にもなり得ます。その点で言えば、為替レートは変動せず、スワップポイントを毎日もらえるという通貨ペアがあれば素晴らしいです。

FXで為替レートがほとんど変動しない通貨ペアを探すと、米ドル/香港ドル(USD/HKD)などごく少数しかありません。そこで、為替レートは変動するけれども、その値動きの幅が小さいという通貨ペアを探します。

1995年~2014年の20年間の高値と安値の差を比較しましょう。

米ドル/円(USD/JPY): およそ70円(7,000銭)
ポンド/円(GBP/JPY): およそ130円(13,000銭)
豪ドル/円(AUD/JPY): およそ53円(5,300銭)
豪ドル/スイス(AUD/CHF): およそ5,500 pips
豪ドル/カナダ(AUD/CAD): およそ3,000 pips

こうして比較すると、豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)の値動きはとても小さいことが分かります。すなわち、スワップ派で取引すると、為替レートの上昇による利益獲得の期待は小さいかもしれないけれど、為替差損の可能性も小さいだろうと期待できます。

AUD/CADは、スワップポイントで利益を得るという目的達成に望ましい値動きだと言えます。

 

豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)を取引できるFX口座

豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)を取引しようとしても、できない口座が多いです。そこで、以下の方法があります。

1. AUD/CADの取引ができる口座を探す

豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)の取引ができる口座はなかなかありません。このサイトで紹介していますFX口座の場合、ヒロセ通商(LION FX)で取引可能です。

ヒロセ通商(LION FX)は50もの通貨ペアで取引できて、スプレッドの狭さを売りにしている口座です。とても重宝します。

ちなみに、下のグラフは、ヒロセ通商(LION FX)でAUD/CADを1万通貨買った場合に得られたスワップポイントの大きさを、年ごとにまとめたものです。縦軸はカナダドルです。大雑把に見て、縦軸の数字を80倍~90倍くらいすれば、円になります。

こうしてみると、AUD/CADのスワップ派は十分に候補になると分かります。

ヒロセ通商(LION FX)の口座開設はこちらから

2. AUD/JPYを買い、同時にCAD/JPYを売る

豪ドル/円(AUD/JPY)を買い、同時に同じ数量だけカナダドル/円(CAD/JPY)を売ると、豪ドル/カナダドル(AUD/CAD)を買っているのと同じ効果を得ることができます。

SBI FXトレードで、この取引を実行可能です。SBIFXトレードは、スワップ派に向いているFX口座として当サイトで紹介しています。

 

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