公開日:2015年8月31日

「FX究極のスワップ派」の記事で、スワップ派について数多くの検討をしてきました。
そこで、現在の為替レートでスワップ派の取引を検討する場合、どのような方法があるだろうか?・・・これを考察していきます。
今回は、豪ドル/円(AUD/JPY)です。

 

AUD/JPYのスワップポイント

AUD/JPYのスワップポイントは、一体どれくらいなのでしょうか。
これは既に別記事で検証済みです。
→ 豪ドル/円(AUD/JPY)のスワップポイントと為替レート(過去10年程度の分析)

リーマンショック後の低金利時代でも、AUD/JPYを買って持っていれば、プラスのスワップポイントでした。
将来のスワップポイントがどうなるかは不明ですが、過去の実績が今後も当てはまると考えると、AUD/JPYは比較的高いスワップポイントを期待できます。

 

AUD/JPYの長期チャート

「始めたいと思った時が始めるときだ!」と考えてAUD/JPYを買っても良いのですが、やはりチャートは確認したほうが良いでしょう。
そこで、2005年以降の長期チャートを確認します。

201508audjpy

AUD/JPYを買うとスワップポイントがプラスになります。
すなわち、少しでも円高のときに買う方が有利だということになります。
円安で買って、その後円高になったら含み損になってしまいます。

では、2008年のリーマンショック後に記録したAUD/JPY=55円割れの水準まで待ちますか?

・・・上のチャートを見ると、AUD/JPY=55円まで円高になるのを待つのは大変そうです。
再びAUD/JPY=55円になるのかどうかも分かりません。

そこで、上のチャートを円安部分と円高部分の2つに分けてしまいましょう。
円安記録:108円くらい
円高記録:54円くらい
というわけで、中間点はおよそ80円です。ここで二つに区別したのが下のチャートです。

201508audjpy2

80円以下の部分ならば買っても良いと考えるのです。
2015年8月に、一瞬ですがAUD/JPY=82円割れくらいまで円高になりました。AUD/JPY=80円の水準までもう少しです。
なお、これは一例です。もっと円高水準まで待っても良いですし、もっと円安で買っても良いでしょう。トレードする人の判断にゆだねられます。

では、80円で1万通貨を買う場合、いくらの証拠金を準備すれば良いでしょうか。
AUD/JPY=54.00円まで円高になっても耐える証拠金を準備するとしましょう。
この場合に必要な証拠金は292,000円です。

292,000円は高額だ!と感じるときは、1,000通貨にしてみましょう。必要な証拠金は29,200円になります。

必要な証拠金の計算方法
(1)取引額の4%: 80.00円×10,000通貨×0.04=32,000円
(2)80円から54円まで円高になっても強制ロスカットにならないために必要な証拠金:
(80-54)×10,000=260,000円
(1)と(2)の合計=292,000円

上の計算方法をご覧いただくと分かりますが、取引するために必要な証拠金(取引額の4%)よりも、円高に耐えるために必要な証拠金のほうが圧倒的に大きいです。

そこで、少しでも円高になるのを待ってからポジションを建てる方が、必要な証拠金が少なくて済みます。

 

獲得したスワップポイントでAUD/JPYを新規に買って複利運用

買った後はそのままにしておいてスワップポイントをもらうのも良いでしょう。
しかし、獲得したスワップポイントを使って新規にAUD/JPYを買うと、新たに買ったAUD/JPYからもスワップポイントを獲得できます。
「利益が利益を生む」ということです。

そこで、スワップ派の複利運用に適したFX口座で運用したほうが良いです。

・ 税金の支払いを少しでも遅く
・ 最低取引数量は10,000通貨よりも1,000通貨、1,000通貨よりも100通貨。そして、1通貨でも取引できるほうが、より少ない資金でも複利運用しやすいです。