公開日:2016年1月20日

2015年末あたりから、円高の進行が顕著になっています。2015年11月末の為替レートと、2016年1月19日終値の為替レートを比較してみましょう。チャートはLION FXからの引用です。

豪ドル/円(AUD/JPY): 88.9円→81.3円(7.6円の円高)
201601audjpy

ニュージーランドドル/円(NZD/JPY): 81.0円→75.5円(5.5円の円高)
201601nzdjpy

トルコリラ/円(TRY/JPY):42.2円→38.7円(3.5円の円高)
201601tryjpy

南アフリカランド/円(ZAR/JPY):8.5円→7.0円(1.5円の円高)
201601zarjpy

スワップポイントを得る目的のトレード、すなわちスワップ派をしている場合、現在の値動きは心配かもしれません。しかし、それが本当に心配で仕方がないという場合は、「レバレッジが高すぎる」ということを示しているかもしれません。

スワップ派は、為替レートが円高になっても放置することが基本です。ということは、円高になっても構わないという状態で始めることが必要です。

別記事「豪ドル/円(AUD/JPY)のスワップポイントと為替レート」にもありますとおり、豪ドル/円(AUD/JPY)については、2008年のリーマンショックのような暴落を経験しても、強制ロスカットにならなければ復活したことが分かります。同様のことは、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)にも当てはまります。

すなわち、過去最低値になっても耐えるくらいのレバレッジにしていれば、現在の為替レートは全く心配する必要がありません。何しろ、過去の最低値は以下の通りだからです。

豪ドル/円(AUD/JPY)・・・55円弱
ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)・・・42円くらい

しかし、トルコリラ/円(TRY/JPY)と南アフリカランド/円(ZAR/JPY)は少し様相が違うかもしれません。というのは、現在の値動きは、過去最低値を更新しているからです。

しかし、これらは円安になりづらい通貨ペアです(別記事「トルコリラ円や南アランド円をスワップ派でトレードするときの注意点」参照)。そこで、仮に円高の評価損が出てしまっても、スワップポイント益がそれよりも大きくなることを狙うというトレードになるでしょう。

よって、円高による含み損は想定内となります。

当サイトは、スワップ派のレバレッジは最大でも2倍までだろうと考えています。しかし、2倍ならば安全だという保障はありません。安全度を重視するならば、レバレッジを1倍に近づけることが必要でしょう。

では、スワップ派のトレードを実行中の状態で、レバレッジを引き下げるにはどうすれば良いでしょうか。方法は3つあるでしょう。

1 そのまま維持する・・・毎日のスワップポイントで、少しずつ証拠金が増えます。
2 証拠金を追加する・・・証拠金が増えれば、レバレッジは小さくなります。
3 ポジションの一部を決済する・・・取引数量が減れば、その分レバレッジが小さくなります。

これらのうちの一つ、または複数を組み合わせることにより、レバレッジを引き下げることが可能です。