日本の財政危機が表面化したら・・・?

日本の財政が危機的な状況にあると言われ続けて、もう何年経過したでしょうか。「ほら、危ないと言われながらも長年何もなかったのだから、今後も大丈夫さ」ならば良いのですが、ひとたび財政危機が発生してしまうと影響は甚大です。

ギリシャの例を見てみましょう。放漫財政のツケが回って来ただけだと言えなくもないですが、政府支出は切り詰められ、税率は高くなる一方でした。日本で財政危機が表面化してしまったらどうしましょうか。緊縮財政と増税を日本で実行しなければならないとしたら・・・

例えば、

・年金は全員一律で毎月2万円減らします。
・医療費負担は全員4割にします。
・消費税は明日から20%にします。
・所得税を引き上げます。
・企業が海外に逃げると働く場所がなくなって困るので、法人税は据置または減税します。

上は根拠のない例ですが、このようなことがあっては大変なことです。財政危機ということは大不況になるでしょうから、勤め先の会社が倒産するかもしれません。収入は途絶え、支出を切り詰めようとしても増税などで必然的に支出が増えてしまうかもしれません。

これが、ただの頭の体操に過ぎないならば、とても素晴らしいことです。しかし、将来の安全度が100%でない以上、何か対策を取っておくことは有益です。

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上のキャプチャは、財務省ホームページからの引用です。日本の財政を家計に例えると、毎月30万円の収入で支出が毎月53万円です。この無謀な家計によって、ローン残高は5,143万円です・・・。

さて、財政危機が訪れる場合、以下の事象が発生すると考えることができます。
(1)大幅な円安
(2)大幅な物価上昇
(3)金利の大幅上昇

(1)大幅な円安
危機に陥った国の通貨など保有したくありません。さっさと売却して米ドルやスイスフランを持ちたいと思うでしょう。そこで、大幅な円安になります。

(2)大幅な物価上昇
大幅な円安になれば、輸入物価も大幅に高くなります。すると、物価は大きく上昇せざるを得ません。消費税が上乗せされれば、その分の価格も高くなります。

(3)金利の大幅上昇
財政危機を引き起こすような国にお金を貸すのはリスクが高すぎます。そこで、お金を借りるにはリスクに見合うような金利が要求されます。すなわち、金利の大幅上昇です。

では、これらにFXで対抗することを考えましょう。

 

FXで保険をかける

日本の財政危機に対応する保険として、FXのスワップ派があります。スワップ派の主な取引方法を確認しますと・・・

「円を売って、外貨を買う」です。

(1)超円安になるとき
超円安になれば、スワップ派で大きな利益をあげることができます。含み益がとても大きくなる可能性があります。

(2)大幅金利上昇
大幅な金利上昇が実現すると、スワップポイントがマイナスになる可能性があります。しかし、円安の含み益が大きいので、短期的には問題にならないでしょう。頃合いをみてポジションを決済して利益を確定します。

(3)スイスフランを売ってスワップ派をしているとき
日本の財政危機が表面化すると、スイスフランが強烈に強くなる可能性があります。すなわち、含み損の拡大です。そこで、表面化しそうか?という段階になったら、ポジションを決済します。

そして、得られたスワップポイントをスイスフランで蓄積していれば、財政危機の表面化後にスイスフランを円に両替すれば、大きな利益を得ることができます。


日本の財政危機は実現してほしくないですが、実現してしまう場合の保険として、スワップ派を利用することができます。

スワップ派で利益をあげたとしても、その他の面で不利益が大きいので、合計するとマイナスかもしれません。しかし、何も保険がない場合に比べて、その被害を抑えることができるでしょう。

スワップ派はスワップポイントを得ることを目的にトレードするものですが、このように保険としても利用することが可能です。

 

なぜスワップ派?
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