何事にも、始まりがあれば終わりがあります。FXのスワップ派も、開始すればいつかは決済しなければなりません。そこで、いつ決済してスワップ派を終了すべきかを考えましょう。

 

スワップ派の取引の終了時期をあらかじめ決める理由

何となくスワップポイントが欲しいなあと思い、スワップ派を始めたとします。すると、特に目標もなく、ピンチになった時の対処法もなく、毎日スワップポイントがもらえてラッキー!という感じで日々が過ぎるかもしれません。

何事もなくスワップポイントを獲得し続けられれば良いのですが、スワップ派というのは、ずっとポジションを持ったままにする取引です。このため、相場の荒波や日々の感情の影響をまともに受け続けることになります。

例えば・・・

1.毎日のスワップポイントが少なくて飽きた。たくさん稼ぎたいからレバレッジをあげよう。
2.あっ!急な円高だ!どうしよう、どうしよう・・・。

一時的な感情による行動が、スワップ派のトレードを失敗に導くかもしれません。そこで、あらかじめ目標を決めておきます。そして、何か事件などがあったときに、目標に到達するために合理的な方法は何なのか?を冷静に考える一助にします。

また、目標を達成したらゴールです。利食いして利益を確定しましょう。

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スワップ派の取引を終了させる基準例

いつスワップ派の取引を終了させるか、すなわちポジションを決済するかについて、統一的な明確な基準はありません。投資する人が納得する内容で良いでしょう。ここでは、スワップ派を終了させる基準の例をいくつかご紹介します。

1.目標額を達成したら決済する

あらかじめ目標額を設定しておき、為替の評価損益とスワップ益の合計が目標額に到達したらポジションを決済します。この方法は、目標額が数字ではっきり確定していることが利点です。目標額を設定する場合は、現実的な数字にしましょう。

「資金が100倍になったら決済しよう」という目標を達成するのは難しいでしょう。

2.自分の寿命が尽きるときが決済するときと決める

自分が生きている間はずっとポジションを持ち続ける方法です。これも有力な目標でしょう。生きている間には山あり谷ありの相場があり得ますから、レバレッジは低く抑えましょう。

 

不本意な終了になる場合

上でご紹介した方法でスワップ派の取引を終了させることができれば、満足です。トレードは大成功といって良いでしょう。しかし、トレードはいつも成功ばかりではありません。そこで、不本意な形で決済せざるを得ない場合も考察しましょう。

1.他の用事で資金が必要になる場合

この理由でスワップ派を終了するのは、実に惜しいことです。本当は決済したくないのに、決済しなければならないということです。こうなってしまわないように、将来も使う予定がない資金でスワップ派の取引をしましょう。

2.予想以上に円高が厳しくなって強制ロスカットになってしまう場合

スワップ派は、評価損が出ても基本的にポジションを維持する方法です。しかし、ある一定額以上の損失が出たら強制ロスカットになってしまうかもしれません。あるいはその前に、損失を確定して決済するというのも選択肢になります。

強制ロスカットにならないように、十分な資金を準備してからスワップ派の取引を始めましょう。

3.スワップポイントが継続的にマイナスに転落してしまう場合

継続的にスワップポイントがマイナスになる場合とは、毎日が支払日になるということです。毎日の支払額の大きさ自体は小さいかもしれませんが、毎日支払うという事実がとても重いです。

そこで、この場合はスワップ派の取引を終了させることが選択肢になります。

ただし、スワップポイントがマイナスに転落するのが一時的なことなのか、あるいは継続的なことなのかを見極めなければなりません。これはとても難しいタスクですが、日々の損失で判断力を失わないように気を付けましょう。

 

スワップ派の基礎