最終更新日:2017年1月1日

FXで勝てない人は多いと思います。というのは、FXで全員が勝つことはありえないからです。

FXとは通貨と通貨の交換です。すなわち、誰かが勝てば、別の誰かが損します。

大きく勝つ人がいるということは、それだけのお金を誰かが支払っているということです。

私達が通貨を買うとき、画面の向こうでは誰かがその通貨を売ってくれています。パソコンの画面を通してトレードしますので分かりづらいですが、売買には相手がいます。

そして、その売買が下手な人から資金が没収されます。そして、立ち回りが上手な人にそのお金が集まります。FXで勝てないとはすなわち、売買が上手でないということです。

 

短期間で勝とうとしない

では、売買が上手になるにはどうしたら良いでしょうか。

・勉強する
・経験を積む

色々あるでしょうが、どれだけ勉強しても、最終的に勝ち残る割合は大きくないでしょう。というのは、勝つ人が大きく勝てば勝つほど、その分のお金を支払う人が大勢必要だからです。

では、FXのプロに勝つことはできないのでしょうか。

おそらくですが、勝つ方法はあります。個人投資家とプロには違いがありますから、その違いを大いに利用します。例えば、こんな違いがあります。

プロ:
一定期間ごとに成績を評価される。負け続けるとクビになるかも?
個人投資家:
お金が続く限りいつまでも投資できるし、一定期間ごとに成績を評価されることもない。

すなわち、個人投資家は長期投資が思う存分できます。

下のチャートをご覧ください。米ドル/円(USD/JPY)の長期チャートです。2005年以降の推移が書いてあります。

例えば、2007年の最高に円安水準だった時に米ドル/円(USD/JPY)を買ったとしましょう。その後、大きく円高になっています。

プロだったら、この下落過程のどこかで損切りしなければならないでしょう。でないと、評価損が大きくなって自分の成績がひどいことになります。しかし、個人投資家だったら無理に決済する必要はありません。そのまま持ち続ても、誰も何も言いません。

そして、2015年に決済していれば、プラスの成績を収めることができたでしょう。

 

スワップポイントも見過ごせない大きさ

上の例では、8年近くも保有することになります。しかし、わずかではありますがプラスで終えることができました。負けていません。この負けていないということがとても大切でしょう。

2007年の最高に円安の時に米ドル/円(USD/JPY)を買ってしまったのですから、どちらかと言えば失敗トレードでしょう。しかし、負けていません。勝っています。

さらに、スワップポイントも毎日得られます。

下のグラフは、米ドル/円(USD/JPY)を1万通貨買って持ち続けた場合に得られた、1か月ごとのスワップポイントの大きさを示しています(縦軸の単位は円、くりっく365のデータから引用)。

2008年のリーマンショック以降、毎月得られたスワップポイントの額は小さいですが、おおむねプラスで推移しています。すなわち、2007年のとんでもない円安時にUSD/JPYを買ったとしても、最終的には2つの利益を得たことになります。

・為替差益
・スワップポイント益

短期トレードで勝負する場合、FXのプロと直接戦う必要があります。しかし、長期ならばプロと戦う必要はありません。しかも、毎日チャートを見たりニュースを見たりする必要はありません。自分にとって、もっと大切なことに時間を使えます。

短期トレードになればなるほど、FXに自分の時間を持っていかれることになります。

 

どの通貨ペアで長期保有してもいいの?

では、どの通貨ペアで長期保有しても良いのかと言えば、そうでもないでしょう。勝利により早く近づける方法を採用したいです。

・なるべく円高のときに買う
・スワップポイントが継続的にプラスの通貨ペアを買う
・レバレッジは少しでも小さくする

基本的にはこの3つが大切でしょう。その他の技術的な要点などにつきましては、当サイト内で数多くご案内しています。ぜひご覧ください。