(注:この記事は、2016年9月25日以前に開始したループイフダンについて有効です。)

当サイトのループイフダンでは、豪ドル/円(AUD/JPY)を54円~89円の広範囲で買う設定にしています。89円を超えて円安になったら、いったんループイフダンを終了(ポジションを全決済)です。再び円高になったら開始します。

この場合、為替レートが54円まで円高になったら困るかもしれません。含み損が大きくなるからです。

当サイトではこの事態を想定し、全ての買い注文が成立しても強制ロスカットにならないようにしています。しかし、これだけの額を一度に入金するのは大変ですし、資金効率も悪くなります。

資金効率を考えて証拠金を少なくすると、為替レートが暴落するときに冷や汗をかくかもしれません。そこで、為替レートが暴落する場合のループイフダンの取引ルールを確認しましょう。

 

円高になっても、意外に含み損が増えない

下のグラフは、ループイフダンのリアルトレードの成績です。2015年11月から開始して、2016年7月上旬までのものです。

為替レートは毎日上下動しますから、利食いもどんどんしてくれます。このため、青線で示しました口座残高は右肩上がりです。

loop-ifdone-201607

2015年から2016年初めにかけて水平になっているところがあります。これは、豪ドル/円(AUD/JPY)が89円を超えたために取引を停止したことを示します。

一方、含み損を反映した純資産額はオレンジ線です。2016年6月にイギリス国民投票にかかる暴落がありましたが、このグラフからはその様子を感じることができません。

上の期間と同じ期間の日足チャートを確認しましょう。ループイフダンを提供しているアイネット証券から引用しました。リアルトレードをしている期間は継続的に円高だったと分かります。一番右で大きく円高になっていますが、これがイギリス国民投票で生じた動きです。

リアルトレード開始当初のレート: 86円台
2016年7月初めの為替レート: 74円台(12円の円高)

audjpy-daily-chart-201511-201607

為替レートは円高傾向でした。この状況で買いのトレードをしているのに、取引成績はプラスで推移しています。評価損益を加味しても、当初入金額よりも上で推移しています。すなわち、損していません。

ループイフダンの威力をはっきりと確認できます。

では、ここで、暴落時に評価損があまり大きくならなかった理由を確認しましょう。

 

ループイフダンの取引ルール

為替レートが円高傾向でも、ジグザグと上下動を繰り返すならば、どんどん利食いできます。このため、全体として円高傾向でも、損益はプラスにできます。

これはループイフダンに限らず、トラリピでもトライオートFXでも同じです。

そして、暴落時には一気に含み損が大きくなるはずです。しかし、当サイト管理人がリアルで実行しているループイフダンの場合、そうなりませんでした。これは、ループイフダン独特のルールのためです。

ループイフダン独特のルール:
急激な為替レート変動により、ある約定シグナルがでているときに別のシグナルが出る場合があります。この場合、今現在約定処理しているシグナル以外はキャンセルされます。

この様子を下の図で確認しましょう。暴落が始まったとき、最初の注文は約定します(青丸)。その青丸が処理されている間に大きく為替レートが動くと、約定処理中に出た買いシグナルがすべて無効となります(赤丸)。

よって、含み損ポジションの数が増えませんので、暴落の割には損失が小さいということになります。

loop-ifdone

当サイト管理人がループイフダンでトレードを開始するとき、全てのポジションが成立して円高になっても強制ロスカットにならないよう、証拠金を準備しました。

しかし、円高になっても利食いはしますし、暴落時のルールを加味しますと、トレード開始当初に準備すべき証拠金を少なくすることも可能でしょう。円高が怖いという場合、ループイフダンの利用価値が高いかもしれません。

ただし、証拠金を少なめにしてトレードを開始する場合は、利食いで得た額はそのまま口座に残しましょう。そうすれば、証拠金が増えていきますので円高に対して強くなります。

アイネット証券の口座開設はこちらから

 

下のリンクは、当サイトで実行しているスワップ派トレードについて検証した記事の一覧です。

当サイトのリアルトレード総論
トルコリラ円のスワップ派:ヒロセ通商(LION FX)
豪ドル/円のスワップ派:SBIFXトレード
連続予約注文:マネーパートナーズ(公開トレード終了)
ループイフダン:アイネット証券(公開トレード終了)