スワップ派で活躍しようと考えるとき、どれくらいの資金があれば効果的でしょうか。この資金を考えるとき、2つに分けて考える必要があるでしょう。

1.スワップ派のトレードでいくらを稼ぎたいか
2.自分の金融資産全体に対する証拠金の割合

順番に考えていきます。

 

スワップ派のトレードでいくら稼ぎたいか

トレードをする前に、簡単で構わないので目標を作りましょう。スワップポイントは日々異なりますし、年単位で考えると、スワップポイントはさらに大きく変化します。よって、目標額と実際の利益額は異なるのが常です。

そこで、現在のスワップポイントが今後も継続すると考えて試算すれば良いでしょう。

例えば、1年間で12万円ほしいと考えたとします。1か月で1万円です。すると、1日あたり330円くらいです。

スワップ派で人気がある通貨ペアと言えば、豪ドル/円(AUD/JPY)だと思います。この通貨ペアの1万通貨あたりの1日のスワップポイントが50円だとします。すると、330円を毎日稼ぐには66,000通貨を買う必要があります。

AUD/JPY=90円だとすると、投資額は66,000×90=5,940,000円です。レバレッジを2倍に設定しますと、必要な証拠金はおよそ300万円です。

毎日330円を確保するのに必要な資金が300万円。かなり多いという印象です。この額をポンと出せるならば、あとはこのスワップ派のトレードを実行するかどうかの判断になります。

あるいは、必要な額を減らすために円高になるのを待つという選択肢もあります。例えば、AUD/JPY=70円まで円高になれば、必要な資金はかなり減ります。

投資額:66,000×70=4,620,000円
レバレッジ2倍のときの必要額:およそ230万円

その他、毎日のスワップポイントの額を減らせば、必要な資金も小さくできます。

1日のスワップポイント獲得額を100円に減額した場合、豪ドル/円(AUD/JPY)を20,000通貨買うことになります。このときの投資額は20,000×90=1,800,000円です。レバレッジ2倍ならば、必要な証拠金は90万円です。

先ほどよりも小さな数字になりました。必要な証拠金をもっと減らしたいときは、取引数量をさらに減らしたり、円高になるのを待ったりします。

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自分の金融資産全体に対する投資額の割合

上の例で、300万円を支出できると仮定しましょう。では、金融資産は全部でいくらあるでしょうか。

例えば、1億円持っているという場合。この場合は、300万円は全体の3%です。よって、スワップ派のトレードが失敗して投資資金を失っても、ダメージは小さいと考えられます。

しかし、金融資産の総額が400万円だったとします。このときは、300万円を投じるのはやり過ぎだと考えられます。投資は元本保証ではありませんから、予想が外れて損する場合を考えなければなりません。仮に300万円全てが失われる事態を想定すると、大変なことです。

この場合は、投資額を300万円よりもずっと小さくする必要があるでしょう。どこまで小さくするかについては、投資する人のリスク許容度によります。


以上、スワップ派で必要な資金について、2つの視点から確認しました。1番目の視点と2番目の視点、いずれが欠けてもリスクが高くなります。投資に絶対はありませんから、慎重に投資プランを練りましょう。

 

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