公開日:2015年11月22日
最終更新日:2016年11月1日

高金利通貨ペアの代表格は、トルコリラ/円(TRY/JPY)と南アフリカランド/円(ZAR/JPY)でしょう。

そこで、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の長期チャート分析とスワップポイントの推移を確認しましょう。南アフリカランド/円(ZAR/JPY)はスワップ派に向いた通貨ペアでしょうか。

 

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の長期チャート

(ここは、2015年11月22日に公開した部分です。)

最初に、ZAR/JPYの長期チャートを確認しましょう。2008年末くらいからの推移です。円安でも円高でもない状態で推移していることが分かります。最も円安だった時期が13円弱、最も円高だった記事は9円弱です。

zarjpy長期チャート

 

このチャートを分析するために、2本の補助線を引きました。それが下のチャートです。

zarjpy長期チャート分析

この期間は円高でも円安でもないと書きましたが、補助線を引くと特徴が見えてきます。上側の補助線で円安位置を確認しますと、年を経るにしたがって徐々に下方向にずれています。すなわち、円高の方向に推移しています。

そして、下側の補助線で円高の位置を確認しますと、なだらかに円安方向に推移してきたことが分かります。結果として、2本の補助線は徐々にその差を狭くしています。これを一般的に三角持ち合い(さんかくもちあい)またはペナントと呼びます。

為替レートがペナントから離れる場合、その方向にトレンドができやすいといわれます。2015年の為替レートはペナントを円高方向に離れています。このため、ZAR/JPYの値動きは円高警戒と言えるかもしれません。

 

(以下、2016年11月1日公開部分です。)

上の記事を公開してから、およそ1年が経過しました。それを反映した南アランド/円(ZAR/JPY)のチャートを確認しましょう。

zarjpy-monthly-chart-2008-2016

結果として、ペナントのチャート分析は正解だったということになります。スワップ派のトレードをしている立場から見ると、残念かもしれません。

では、このチャートを元にして、南アランド/円(ZAR/JPY)の値動きの特徴を考えてみます。円高傾向というのもありますが、「ボックス相場になりやすい」という特徴もあるでしょう。すなわち、同じ為替レートの範囲でジグザグと動き続けます。

上のチャートでいえば、以下の期間がボックス相場になっています。

2009年から2011年初めまで
2011年末から2015年初めまで

この値動きを確認したうえで2016年を見ますと、再びボックス相場を形成しているように見えます。将来の値動きを断定的に予測することは不可能ですが、今までの値動きを踏まえますと、これから数年にわたってボックス相場になる可能性があるでしょう。

 

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のスワップポイント

次に、この期間のスワップポイントの推移を確認しましょう。データはくりっく365から引用しました。下のグラフは、各月の1か月間のスワップポイントの合計額を表したものです。横軸が年月、縦軸が1か月間に得られたスワップポイントの額です。

くりっく365では、ZAR/JPYの最低取引数量は10万通貨です。よって、縦軸は10万通貨当たりのスワップポイントということになります。

zarjpy-swap-monthly-2009-2016

この数字を見ますと、毎月大きなスワップポイントだったと分かります。

米ドル/円(USD/JPY)など主要通貨ペアのスワップポイント獲得額推移につきましては、このサイトの「データ分析室」でご確認ください。ZAR/JPYのスワップポイントの大きさがよくわかります。

仮に、2008年11月初日から2016年10月末日までZAR/JPYを10万通貨持ち続けたと仮定すると、スワップポイント合計額は477,580円です。為替レートに換算すると、4.77円分です。すなわち、買ってから4.77円だけ円高になると、スワップポイントと為替評価損の合計がゼロになるということです。

そして、最上部のチャートで2008年11月の為替レートを確認しますと・・・南アフリカランド/円(ZAR/JPY)=9.5円くらいです。よって、この時にZAR/JPYを買っていれば、ZAR/JPY=5円を下回ってもプラスの成績です。

仮に、南アランド/円(ZAR/JPY)を今買って、長期間ずっと保有し続ける場合、南アランド/円(ZAR/JPY)が0円になっても強制ロスカットにならないというレベルまでスワップポイントを蓄積することも可能でしょう。

 

南アフリカランド/円(ZAR/JPY)はスワップ派に向くか?

以上の分析から、以下のことが言えるでしょう。

1 ZAR/JPYはスワップポイントが大きい
2 為替レートの動きは円高警戒か?

南アフリカランドはボックス相場を形成しやすいとはいえ、今後も円高傾向かもしれません。このため、南アランド/円(ZAR/JPY)をスワップ派で攻めるときの方針として、以下の案が考えられます。

1 円高傾向のときに買う(円安傾向のときは見送り)
2 証拠金に比べて取引数量を十分に小さくする

他の通貨ペアでも同様ですが、レバレッジは低くしてスワップ派の取引をしましょう。レバレッジを低くすることが、スワップ派で長生きする秘訣の一つです。

さらに、口座選択にあたり、いくつかのポイントがあるでしょう。

1 小さな取引数量で取引できる方が良い
1回の取引で10万通貨必要というFX口座よりも、1,000通貨、100通貨でも取引OKというほうが、きめの細かいトレードが可能です。特に、資金が潤沢とは言えない場合は、これが大事です。

2 スワップポイントは高いほうが良い
スワップポイントを狙うトレードですから、スワップポイントが低いFX口座ではいけません。少しでも高い方が良いです。可能ならば、業界最高水準並みに。

3 複利運用できる方が良い
スワップポイントを得たら、それを口座に寝かせておくのも良いでしょう。しかし、それを使ってさらに南アフリカランド/円(ZAR/JPY)を買えれば、複利運用ができます。

ZAR/JPYは円高傾向かもしれませんが、複利運用にとってはメリットになる面もあります。すなわち、「追加で買うときに円高の場合、平均建値を徐々に引き下げられる」ということです。

そして、ZAR/JPYは一直線に円高になっているのではありません。ボックス相場になったり円安傾向を示すときもありますから、そこでの利食いを狙っても良いでしょう。

上の3つのポイントをすべて満たすFX口座の代表格は、ヒロセ通商(LION FX)です。

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FXで成功するには、口座選択も重要です。ヒロセ通商(LION FX)のスワップポイントの大きさにつきましては、別記事「南アフリカランド/円(ZAR/JPY)のスワップポイント比較」をご確認ください。

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FX口座間でスワップポイントを比較!