スワップポイントで1日1万円稼げたら、どんなことができるでしょうか。

趣味の買い物が思う存分できるかもしれませんし、車を買ってもいいかもしれません。旅行もできるし、美味しい外食を毎日食べられるかも?

では、スワップポイントで毎日1万円を獲得するには、どれくらいの自己資金が必要でしょうか。試算してみましょう。

1日1万円を獲得するときに必要な証拠金

試算しやすいように、スワップポイントの大きさを1万通貨あたり毎日100円だとしましょう。この場合、1日1万円を得るには、100万通貨を買う必要があります。また、途中で強制ロスカットになってはいけませんから、レバレッジは2倍にするとします。

この条件で、為替レートが50円の場合、1日1万円得るのに必要な資金は2,500万円となります。
計算式:50円×100万通貨×(1/2)

一方、為替レートが100円のとき、必要な証拠金は5,000万円となります。スワップポイントは1日100円で一定だとしても、為替レート水準が大きいと、必要な証拠金が大きくなります。

為替レートと必要な資金の関係は下のグラフの通りです。横軸は為替レート、縦軸は必要証拠金(単位:百万円)です。

10000-yen-per-day

こうしてみると、1日1万円と書くのは簡単ですが、それを実行するのは大変だということが分かります。そこで、少し条件を変えてみましょう。

毎日6,600円を獲得するときに必要な証拠金

1年間は365日あります。スワップポイントは土日や祝祭日ももらえますが、平日だけ1日1万円もらえればいいや、と考えたとします。すなわち、1年間の平日は240日くらいありますから、年間240万円を狙います。1日あたり6,600円くらいです。

この場合に必要な証拠金と為替レートの関係は、下のグラフの通りです。

為替レートが100円のとき、必要な証拠金は3,300万円です。
為替レートが50円のとき、必要な証拠金は1,650万円です。

1日1万円でなく、1日6,600円にしても、やはり多額の証拠金が必要だと分かります。

6600-yen-per-day

やはり、先立つものは資金か・・・。という状態では、希望が見えません。そこで、コツコツと徐々に資金を成長させる方法を考えてみましょう。

無理なくスワップポイント獲得を狙うには?

上の試算例は、1万通貨当たり1日100円を獲得できるという前提です。1万通貨当たり1日50円の通貨ペアだったら、必要な証拠金は、上の試算で得た金額の2倍です。

これではあまりに大変です。そこで、一度に何千万円も投入できない場合は、現実的な路線に転換して考える必要があるでしょう。例えば、「定期的に一定額を投入しつつ、複利運用を実行する」「円高の時に買う」です。

(1)毎月一定額を投入

いきなり何千万円をFXに投入できないとしても、毎月数万円ならば可能かもしれません。そこで、無理なく可能な範囲で、資金を毎月投入します。

ただし、円高の時にスワップ派を始めるほうが有利ですから、あまりに円安にあるときにはポジションを追加で買わずに、円高になるのを待ちます。

(2)複利運用

そして、スワップポイントを獲得したら、それを使ってさらにポジションを建てます。こうすれば、そのポジションからもスワップポイントを毎日得ることができます。

最初のうちは、複利効果は小さいかもしれません。しかし、時間が経過するにしたがって、その効果はとても大きくなってくるでしょう。

なお、複利運用の場合も、為替レートが円安にあるときは購入を見送り、円高になったら買います。

(3)円高の時に買って、保有する

円高の時に買って、長期保有するとしましょう。この場合、スワップポイント益は少なくても、為替差益と併せて考えると、大きな利益を期待できます。例えば、当サイトでは、豪ドル/円(AUD/JPY)の長期保有でスワップポイント狙いをしています。

→ SBIFXトレードで、豪ドル/円のスワップ派実戦トレード

下の成績グラフは、2016年6月30日に開始して、2018年6月末までの成績を表しています。

豪ドル円のスワップポイント

スワップポイント獲得額は、青の線です。スワップポイントは毎日もらえますが、この公開トレードの投入額は20万円です。よって、5,000通貨しか買っていません(レバレッジは1.9倍)。このため、2年経過しても14,000円強しか確保できていません。

しかし、2018年1月に利食い決済していたとしたら、利益額は7万円を超えていました。トレード開始後、円安になったのです。

投入資金:20万円
為替差益+スワップポイント:7万円

すなわち、取引開始後1年半で、35%の利益を確保できていることになります。トレード開始時、豪ドル/円(AUD/JPY)=76.2円くらいで買いました。そして、2018年1月、為替レートは89円くらいまで円安になりました。

大幅円安です。

これは元々、スワップポイントを狙う取引です。よって、少々円安になっても、利食いしようという気になりません。これは、精神的に大きなメリットです。10円(1,000銭)を超えるような、大きな利幅になるまで待って利食い可能です。

円安を狙う場合、一気に大きな利食いとなります。1日1万円という趣旨とは異なりますが、円高になるのを待って、買ってから円安になったら利食いです。この過程全体の日数で割って考えると、1日あたり1万円を狙うことも可能でしょう。

ただ、5,000通貨では取引量が小さすぎますので、もっと大きな数量が必要です。

 

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