スワップポイントとは?」の記事で、スワップポイントは金利のようなものだと確認しました。では、スワップポイントで稼ぎましょう。

スワップポイントを支払うか、受け取るか

スワップポイントは金利ですから、支払っていては稼げません。稼ぐどころか損してしまいます。

スワップポイントで稼ぐ方法1:
スワップポイントを支払わないように、スワップポイントをもらうようにする。

スワップポイントをもらう側になるには、「高金利通貨を買って、対価として低金利通貨(円)で支払う」ことが必要です。

例えば、豪ドル/円(AUD/JPY)を買うと、高金利通貨である豪ドルを買って、その対価として円を支払うことになります。支払うべき円の金利はとても低いです(一方、受け取る金利は大きいです)。よって、プラスのスワップポイントを受け取ることができます。

逆に、豪ドル/円(AUD/JPY)を売る場合も、念のため確認しましょう。高金利通貨である豪ドルを売り、代わりに円をもらいます。高金利を渡して低金利を受け取りますから、差し引きでマイナスになってしまいます。

豪ドル/円(AUD/JPY)を売る場合は、スワップポイント損よりも大きな為替差益を狙います。

円と外貨の金利差

では、円よりも高金利の通貨ならば、どれを買ってもOKでしょうか。より大きなスワップポイントが欲しいならば、どの通貨でもOKというわけではありません。高金利であればあるほど、毎日もらえるスワップポイントの額は大きくなります。

スワップポイントで稼ぐ方法2:
なるべく高金利の通貨を買う。

スワップポイントで稼ぐ方法が見えてきました。

1.スワップポイントを支払わないように、スワップポイントをもらうようにする。
2.なるべく高金利の通貨を買う。

スワップポイントの試算

では、この方法で実際に外国通貨を買ってみましょう。高金利通貨として有名なオーストラリアドル(豪ドル)を買います。1豪ドル=90円のとき、1万通貨を買うには90万円が必要です。

90円×10,000通貨=90万円

毎日のスワップポイントの大きさは、FX業者ごとに異なります。ここでは例として、1万通貨当たり毎日50円だとしましょう。すると、90万円支払って毎日50円をもらえるということになります。90万円も投資したのに、わずか50円か・・・という感じかもしれません。

しかし、「1日あたり」50円です。

money

そこで、1年間でいくらになるかを計算しましょう。スワップポイントが毎日50円だと仮定すると、1年間で18,250円もらえます。

50円×365日=18,250円・・・年率換算すると、およそ2%です。

預貯金金利に比べるとはるかに高い金利ですが、預貯金は元本が減ることはありません。一方、FXは元本が減るリスクがあります。このリスクを考えるならば、もっと高いスワップポイントが欲しいかもしれません。

レバレッジとは

そこでもう一つ、毎日のスワップポイントを高くする方法があります。「レバレッジ」です。レバレッジとは、FX口座に預け入れたお金(証拠金)よりも大きな額の取引ができるというものです。

  • 預入証拠金が10万円で、取引額が10万円ならば、レバレッジは1倍です。
  • 預入証拠金が10万円で、取引額が20万円ならば、レバレッジは2倍です。
  • 預入証拠金が10万円で、取引額が100万円ならば、レバレッジは10倍です。

(預入証拠金とは、FX口座に入金したお金のことです。)

日本の場合、レバレッジは最大で25倍までとなっています。レバレッジを高くすれば、それだけ大きな取引が可能になります。そして、スワップポイントもそれに合わせて増えていきます。

では、レバレッジは最大限大きくして良いでしょうか。答えは「否」です。

レバレッジは諸刃の剣

上の試算例は、資産が増える方向について考えています。レバレッジが2倍ならば、スワップポイントも2倍という具合です。しかし、損失になる場合も同様です。レバレッジが2倍のとき、損失も2倍になります。レバレッジが3倍ならば、損失も3倍です。

50万円入金していて、レバレッジ1倍で10万円の含み損になったとしましょう。残りは40万円でまだ余裕です。ところが、レバレッジ10倍で取引していたら、10万円の損とはすなわち100万円の損になってしまいます。

入金額は50万円ですから、不足分の50万円が借金になってしまいます。

実際には、そうならないように強制ロスカットの制度があります。これは、借金になる前に、FX業者が強制的に取引を終了させる制度です。損失は確定しますが、借金を回避しやすくなります。

強制ロスカットは、嫌なものです。そこで、そうなってしまわないように、レバレッジを小さくすることが必要です。当サイトでは、安全度を確保するには2倍以下が望ましいだろうと考えています。

 

スワップ派を始める前に