インターネットで検索すると、派手に儲かっている人の情報がいくつも見つかります。しかし、その陰で負けている人数は何倍(何十倍?)もいると予想できます。FXで儲からないという人は、大勢いるでしょう。

なぜ、儲からない、すなわち負けている人が多いと言えるのでしょうか。

それは、相場の仕組み上、儲からない人が圧倒的に大きくなってしまうからです(FXを含みます)。そこで、相場の仕組みから確認しましょう。

大多数の人は儲からない

相場を始めるときは、まだ負けていません。もちろん、儲かってもいません。そして、自分のお金を相場に投入したら、取引開始です。分かりやすい例を考えるために、2人で相場が成り立っている例を考えます。

2人の相場

今、AさんとBさんがいます。それぞれ100万円ずつ資金を持っています。Aさんは、米ドル円を100円で買いたいと思いました。Bさんは、100円で売りたいと思いました。両者の思惑が一致したので、売買成立です。

その後、米ドル円は110円になりました。Aさんは、ここで利食いしたいと思いました。Bさんは、損切りしたいと思いました。ここでも意見が一致したので、決済注文が成立です。

この結果、Aさんは資金が増えました。そして、Bさんは減りました。しかし、AさんとBさんの資金を合計すると、200万円のまま変わっていません。これが相場です。相場全体のパイの大きさは同じで、参加者がお金を奪い合う戦いです。

これは、人数が多くなっても同じです。すると、こんなことが起きます。

相場

一般の人は、資金を回収されてしまう

FXに参加している人は大勢います。その中には、機関投資家やスーパートレーダーもいます。機関投資家とは、多くの資金と優秀な頭脳で相場で大きく稼ぐ存在です。スーパートレーダーとは、「スーパー」の名前の通りです。ガッツリと稼ぐ存在です。

彼らは、毎日のようにFXで稼ぐでしょう。

彼らが稼ぐお金は、何もないところから出てきたものではありません。上の例で確認したように、大勢の負けた人が、彼らに資金を回収されているのです。

そして、機関投資家は稼ぎ続けます。負ける人は、いつまでも負けることはできません。お金が無くなるからです。お金が無くなったら、その人はFXから退場します。しかし、機関投資家はさらに稼ぎ続けます。

すなわち、次に負ける人が必要です。

こうして、機関投資家やスーパートレーダーは稼ぎ続け、多くの人が儲からないまま相場から退場するという構図が出来上がります。

FXで儲からない理由は明らか

ここまでくれば、FXで儲からない理由は明らかでしょう。トレード手法が良い悪いという前に、機関投資家やスーパートレーダーが資金を回収してしまうからです。

では、どうすれば良いでしょうか。

対策1:自分もスーパートレーダーになる

これはいい案です。儲からない人々と一緒になって負けるのでなく、勝つ側に立つという方法です。しかし、問題があります。スーパートレーダーになるには、どうすれば良いでしょうか。

勉強とトレードを繰り返すことになるでしょう。しかし、実際にスーパートレーダーになれるのは、ほんの一握りの人です。

大勢がスーパートレーダーになってしまうと、資金を出してくれる負け組が不足します。すると、スーパートレーダー同士の戦いとなります。結局、スーパートレーダーの人数はごくわずかになるでしょう。

対策2:機関投資家やスーパートレーダーと違う戦いをする

こちらの方が現実的だと言えるでしょう。

機関投資家は、3か月ごとに決算します。短期間で成果を上げる必要があるため、超長期の取引は難しいでしょう。また、スーパートレーダーも、相場で生活資金を稼ぐ必要があるでしょう。こちらも、超長期の取引は難しいと予想できます。

よって、超長期の戦いを仕掛けるということです。すなわち、取引開始から決済までの期間が長いトレードをします。短期的には含み損になっても、最終的に利食いできればOKという考え方です。

こうすれば、機関投資家等とガチンコの勝負をしなくても済みます。

長期のトレード手法

では、長期のトレード手法には、どんなものがあるでしょうか。例を挙げてみます。

  • スワップポイント狙い(スワップ派)
  • 長期のリピート系注文(トラリピなど)
  • ポジショントレード

こういったトレード手法ならば、機関投資家とガチンコ勝負を避けられます。このサイトでは、この中でスワップポイント狙いに焦点を定めて情報を提供しています。

ただし、これらの手法でなければ儲からないという意味ではありません。短期トレードの素養がある人ならば、短期トレードで積極的に攻めることができます。

「自分に向いたトレードは何か」を考えながら、FXで儲からないという状態からの脱出を目指します。

普通の主婦でも儲かる?

しかし、インターネットで情報を探すと、プロばかりが勝っているわけではないようです。どう見ても普通の主婦っぽい人が大勝ちしていることがあります。これが相場の面白いところです。

例えば、プロ野球選手に対して、素人が野球で勝負するとしましょう。プロ野球選手が油断するとしても、素人はまず勝てないはずです。野球でなくても、サッカーでも格闘技でも何でもそうです。

しかし、相場の場合は違います。「円安になるときに円売りしているか、円高になるときに円買いしているか」これで勝負が決まります。年齢、性別、頭の良さや経験は関係ありません。

よって、時折、大きく勝つ人が出てきます。自分もそうなれれば最高です。

しかし、問題があります。「あの人は大勝ちしたけれど、自分もそうなれるか?」です。運に頼って大きく勝負することはできますが、負けたら大変です。資金を失ってしまいます。大きく勝つには、多額の資金を投入しなければならないでしょう。

でも、負けたら?

こう考えると、運に頼るのも限界がありそうです。そこで、大勝ちを狙うのではなく、着実にスワップポイントを狙おうというのが、このサイトの狙いです。

ただし、大勝ちを捨てたわけではありません。スワップポイントを得ながら、いつか大きな円安が来るのを期待します。期待通りになれば、スワップポイントと為替差益のダブルでおいしいです。

 

なぜスワップ派?
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