当サイトでは、スワップポイント狙いのトレードに絞って情報をお届けしています。

しかし、本来ならば、スワップポイントという小さな利益でなく、為替レートの上下動を狙って一気に大きな利益を狙いたいです。しかし、それは難しいです。そこで、スワップポイント狙いが選択肢になります。

このようなスワップポイント狙い(スワップ派)ですが、それでも大損してしまうことがあります。そこで、大損してしまう理由と対策を検討します。

FXで大損するパターン

FXで大損してしまうパターンには、いくつかあると言われています。そこで、典型的な例を確認しましょう。

大損1:手法に敏感すぎる

インターネットを探していると、大きく成功しているトレード手法に出会うことがあります。だったら、それを使うのが正解かもしれません。

そこで、その手法を採用して取引してみます。

しかし、なぜかうまくいかないことが珍しくありません。最初はうまくいっても、最終的に損になってしまいます。そこで、その手法は捨てて、別の手法を探します。そして、再び良さそうな手法を見つけます(以下、繰り返しで負け)。

絶好調が永遠に続く手法は存在しない

どの手法も、好調・不調があります。相場はレンジになったりトレンドになったり、変化していきます。このため、この好不調が出てしまうのは仕方がありません。

そして、ウェブサイト等で素晴らしいと騒がれている手法は、今まさに絶好調だということです。相場が変化しない限り、絶好調でしょう。

しかし、相場は変化します。絶好調も、そのうち終わります。

下の図は、あるトレード手法の調子をグラフ化したものです。絶好調である点Bで手法を見つけても、あとは下り坂です。可能ならば、点Aのときにその手法を見つけたいです。

トレード手法の好不調

レバレッジを低くする

ただし、点Bでその手法を採用してしまったとしても、レバレッジを低くして取引すれば、ダメージは小さく済むはずです。

繰り返し手法を探していれば、自分の性格に合っていて、しかも点Aの位置にある手法に巡り合える可能性があります。その前に撃沈されてしまわないよう、レバレッジを低くすることが大切です。

極端な話、レバレッジは1倍よりも小さくしても構いません。

大損2:連敗すると我慢できない

勝率が60%くらいの手法があるとします。実際のところ、60%あればプラスの成績を残せます。

60%の勝率だと、単純に考えて3勝2敗ペースです。さらに、利食いするときは利幅を大きめに、損切りするときは損失幅を小さめにします。「利大損小」にすることにより、勝率以上の効果を得ることが可能です。

ところが、勝率60%だと、4連敗や5連敗となることが珍しくありません。

何回も取引を繰り返して合計で考えると勝てるのに、この連敗に耐えられず、その手法を捨てる場合が少なくないでしょう。これはもったいないことです。

これを繰り返すと、結果として大損になり得ます。

トレードノートをつける

この失敗を回避する方法は、トレードノートです。その手法を使って取引した結果を記録していきます。すると、4連敗したとしても、ノートを振り返ることにより、その手法を捨てずに踏みとどまれる可能性があります。

ノートで記録していないと、4連敗という事実が重くなりすぎて、それ以上継続することが難しくなります。

ノートをつけるのが面倒だという場合は、取引記録を自動で集計してくれるツールを使うのが良いでしょう。1,000通貨から取引可能なFX業者の中では、セントラル短資FXがこのサービスを提供しています。

下の画像は、セントラル短資FXからの引用です。セントラル短資FXでトレードすると、この分析ツールを利用できます。

パーソナルレコード

また、記録することにより、無謀なレバレッジ取引をしないようにする歯止めになります。

感覚で取引すると、どうしても大きく勝負したくなります。大きく勝負するのは、大損の原因になります。感情で考えるのでなく数字で考えるようにすると、レバレッジを高くしたくなる感情を抑えられます。

大損3:チャートの時間軸を間違えている

ループイフダンなどのリピート系注文で考察すると、分かりやすいです。これから延々と利食いを繰り返したいと考えているとします。

利食いすれば証拠金が増えていきますので、損切りはあまり考えていません。「何とかなるだろう」という感じです。

下は、米ドル/円の日足チャートです。アイネット証券からの引用です。最も基本的なチャートは日足ですから、日足で設定を考えています。最も円高のレートは109.18円、最も円安のレートは113.169円です。

米ドル/円の日足チャート

上のチャートを見て、円安113円と円高109円の差を考えて、4円くらいの範囲で利食いを繰り返せればいいな、と考えました。そこで、大きく資金を入れて、B10で取引開始です。

B10:10銭円高になるたびに買って、10銭の含み益で利食い

しかし、この取引は損失リスクが高めです。当初、「これから延々と利食いを繰り返したい」と考えていました。この場合、日足ではチャート表示期間が短すぎます。ずっと利食いを続けたいなら、月足で見る必要があります。

下のチャートは、月足です。円高方向は、少なくとも96.567円まで意識する必要がありそうです。

米ドル/円の月足チャート

日足で考えた範囲で、数多くの発注をしていました。その状況で、月足チャートの円高が実現すると、簡単に強制ロスカットで大損になってしまいます。

日足で考えるならば、どこかで損切りが必要です。ロスカットしたくないならば、月足で考える必要があるでしょう。

大損4:良く考えていない

今まで大損の原因を考えてきましたが、意外に「良く考えていない」というのが大損の最大の原因かもしれません。

円安になるような気がするから、とりあえず買ってみよう。でも、いくら買えば良いかわからないから、とりあえず買ってみた(10万通貨という数字を見ても、10万円くらいにしか感じていない状況。本当は1,000万円クラスなのに)。

そして、レバレッジが高すぎて、簡単に強制ロスカット&大損というパターンです。

スワップポイント狙いの場合も、似たような感じです。自分の意図と反対側に1,000pips動いたらどうなる?というのを考えない、または、考えたくないというまま、トレードを開始して大損します。

この種の失敗は、防ぐのが難しいかもしれません。大損して初めて、自分の失敗に気づきます。よって、高い授業料となりますが、そこから勉強して復活することに期待です。

この損をだれか別の人のせいにしてしまう場合、その人の成長はないかもしれません。失敗は他人のせいという場合、自分は悪くないということになります。よって、自分を改善してより良いトレーダーになろうという意識にならないためです。

 

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