FX口座開設方法&審査のポイント
FX口座の開設は比較的容易です。口座開設画面に移動して住所等を入力し、身分証明書の写しを送るだけです。しかし、当サイト管理人は、口座開設を拒否されたことが1回だけあります!
原因は不明ですが、職業欄に「専業トレーダー」と書いたことが原因かもしれません。「ウェブサイト運営」「ブログ運営」「FXライター」・・・このあたりにしておけばよかった。少し後悔。
そこで、審査のポイントを確認するとともに、複数のFX口座について口座開設方法を確認していきます。
審査を無事にクリアしてFXをしましょう!
口座開設の審査に落ちるかも?注意点一覧
口座開設を不許可にする詳細基準は、公開されていないでしょう。しかし、以下の事例があると、口座開設できないかもしれません。注意しましょう。
入力間違い
住所等の入力ミスならば、FX業者は、免許証等で確認できます。この場合、(時間はかかるでしょうが)口座開設を認めてもらえると期待できます。
しかし、FXのルールを守れるか確認する欄で間違い入力すると、口座開設できない可能性があります。決められたルールは守ります!という選択をしましょう。
自己資産が少なすぎる
FXは、資産が減るリスクのある金融商品です。このため、自己資産があまりに少なすぎると、口座を開設できないかもしれません。FX取引を始める前に、まずは資金を作りましょう…という具合です。
FX業者によっては、「10万円以下」という選択欄もあるようです。これを選ぶと、もしかしたら審査に通らないかもしれません(予想です)。
自己資金をいくら作れば良いのか、という基準は公開されていません。しかし、少しでも多い方が良いでしょう。
職業
当サイト運営者は、職業欄に「専業トレーダー」と書いたところ、審査に落ちた経験があります。職業に貴賎なし!とはいうものの、やはり専業トレーダーは敬遠されるようです。
会社員、自営などなら、まったく問題ないでしょう。
居住地
多くの場合、日本国内に居住していないと口座を作れません。ただし、ヒロセ通商やセントラル短資FXでは、海外に住んでいても口座を作れます。
セントラル短資FXの場合、円だけでなく外貨での入金も可能です。入金後も、外貨のまま残高を維持できます。
証明書
証明書が有効期限切れになっていないか、注意が必要です。
有効な証明書で、入力した氏名・住所等と違いがなければ、問題になることはないはず。口座開設申し込み時にアップロードし忘れないようにしましょう。
年齢(未成年)
ほとんどの場合、20歳以上でないとFX口座を開設できません。しかし、SBIFXトレードは18歳から口座開設可能です。未成年でSBIFXトレードの口座を作りたい場合は、下の3つの書類を郵送で提出しましょう。
・法定代理人の本人確認書類(免許証等)
・未成年者の取引に関する同意書
上の書類は、SBIFXトレードのホームページに掲載されています。
年齢(高齢者)
証券会社(株式売買)と異なり、FXの場合は年齢に上限があるようです。75歳または80歳が多いようです。
口座開設説明記事一覧
FX会社の立場になって考えてみる
口座開設できるかな?審査に通るかな?と考える場合、FX業者側の立場になって考えてみるのも良いでしょう。上でご案内しましたチェックポイントも、自分がFX業者になったと考えると理解しやすいかもしれません。
例えば、入力間違いです。
FX業者は、顧客のお金を預かります。相場ですから、法律に基づいて行動しても、一定数のトラブルは避けられません。そこで、トラブルの芽が小さいうちに対応する必要があります。
入力間違いは、まさにトラブルの原因になり得ます。そこで、間違いを見つけたら、本当に間違いなのか、正確な情報は何なのかを確認しなければなりません。仕事とはいえ、正直なところ面倒な業務でしょう。
そこで、私たち顧客としては、間違えずに入力することが大切です。
入金予定額
他には、入力間違いがないとしても、入金予定額が1万円だったらどうしましょう。1万円でも、口座開設を認めてくれるかもしれません。しかし、FX業者側から見ると、個人情報管理コストやスタッフが働くコストと比べて見合う金額でしょうか。
おそらく、見合わないだろうと予想できます。
小さい金額で取引してはいけない、という意味ではありません。最初は、1万円くらいで慣れることも重要です。慣れてから、徐々に金額を増やしていきます。
こう考えると、入金予定額は、最初の入金予定額でなく、「うまくいけばこれくらい入金したい」という数字を入れる方が良いのでは?と予想できます。その金額でも、入金予定額としてウソにはならないでしょう。
当サイト管理人が入金する額
当サイト管理人は、数十件のFX口座を持っています。入金予定額は、数十万円から100万円くらいを記入します。ただし、実際に入金しないことも珍しくありません。
と言いますのは、口座を作ってログインして、ツールを使ってみたら、「なんか、違和感がある」「既に持っている別の業者の方が使いやすいな」という例が珍しくないからです。
入金しなくても、FX業者から叱られることはありません。
ツールの使い勝手というのは、口座開設してみないと分かりません。よって、口座開設時には、実際に入金するかどうか確定できない面があります。「継続して使いたいと思えるツールだったら、これくらい入金したい」という数字でも大丈夫でしょう。
一つの口座に執着しない
なお、あるFX口座に申し込んだ結果、落ちてしまったとしましょう。この場合、FX業者から審査に落ちた理由は教えてもらえません。よって、どこが悪かったのか、分からないままになります。
少しモヤモヤした気分になるでしょう。しかし、日本にFX業者は何十もあります。別のFX業者に口座開設を申し込みましょう。
そして、次は審査に通るよう、情報は(さらに)正確に書いて、入金予定額も可能性のある範囲で大きな数字を書き、身分証明書もしっかり揃えます。
審査に落ちた時に届くメール
ちなみに、当サイト運営者がFX口座開設の審査に落ちた際、以下のメールを受け取りました。あっさりしています。
口座開設手続きにおける審査にあたり、お客様は、弊社審査基準を満たしておりませんでしたので、残念ながら、今回は口座開設を見合わせていただくこととなりました。お客様のご期待にそえず、申し訳ございません。
なお、誠に勝手ながら審査結果の事由は開示しておりませんので、ご了承くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
審査に落ちた理由等、一切不明です。FX業者に照会しても回答を期待できませんので、落ちてしまったらあきらめましょう。
口座開設のまとめ
以上、様々な点について考察してきました。正確に情報を入力する、各種証明書を鮮明に読める状態で送付するなど、FX業者の指定に沿って進めば、ほとんどの場合で口座開設できます。
ゆっくりと確認しながら、入力項目を埋めて申請しましょう。