スワップ金利狙いのトレード、すなわちスワップ派でトレードするとき、どの通貨ペアでトレードするかが重要になります。そこで、様々な視点で通貨ペアを評価しました。

公開日:2015年11月4日
最終更新日:2018年1月9日

通貨ペア
スワップの
安定性(※1)
先進国か
2017年12月時点で
安値圏にあるか
米ドル/円(USD/JPY)はいいいえ
ユーロ/円(EUR/JPY)はいいいえ
ポンド/円(GBP/JPY)はいはい
豪ドル/円(AUD/JPY)はいいいえ
NZドル/円(NZD/JPY)はいいいえ
南アランド/円(ZAR/JPY)いいえはい
トルコリラ/円(TRY/JPY)いいえはい
通貨ペア
スワップの
安定性(※1)
先進国か
2017年12月時点で
安値圏にあるか
ユーロ/スイス(EUR/CHF)はいはい
豪ドル/スイス(AUD/CHF)はいはい
NZドル/スイス(NZD/CHF)はいはい
ポンド/スイス(GBP/CHF)はいはい

(※1)スワップの安定性:
スワップ金利目的の場合、ひとたび通貨ペアを買ったらずっと持ち続けます。ポジション保有中に、スワップ金利がマイナスになっては困ります。そこで、過去のスワップ金利を調べて検討したいところですが、FX口座ごとに数字が異なりますし、何年も前の数字を探すことは容易ではありません。

そこで、政策金利の差がスワップ金利に相当するとみなしています。政策金利の逆転があれば、スワップポイントもマイナスに転換してしまうということです。

スワップ金利は短期金利を元にして決められます。そして、政策金利は短期金利に多大な影響を与えます。よって、政策金利を元にして、スワップ金利の傾向を検証できます。

S・・・2000年以降、一度も政策金利の逆転がない
A・・・2000年以降、合計で1年程度以内の金利差逆転の時期があった
B・・・2000年以降、合計で1年程度よりも長い金利差逆転の時期があった(または、そうなる見込みである)

先進国通貨ペアか:
新興国は一般的に金利が高いですが、何かのショックがあると為替レートが乱高下しやすいと考えられます。その分だけスワップ派のトレードに不利に働く可能性があります。ここでは、通貨ペアに新興国が含まれるか否かを表示しています。

安値圏にあるか:
2000年以降の値動き全体の中で、2017年12月時点の為替レートが、平均的なレートよりも安値にあるかどうかを判定しています。安値で買えれば、将来の値上がりを期待できるかもしれないという趣旨です。

米ドル/円(USD/JPY)でスワップ金利を得る場合

FXをする場合、やはりと言いますか、米ドル/円(USD/JPY)が最も取引しやすいかもしれません。と言いますのは、最も馴染み深いからです。テレビでニュースを見ると、経済情報として為替レートが出てきます。米ドル円レートが報道されない日はないといっても良いくらいです。

すなわち、米ドル円は情報を得やすい通貨ペアだということです。

そこで、この通貨ペアでスワップ金利獲得を狙うとしましょう。どのFX口座が最も有利でしょうか。それを検証した記事があります。複数年のスワップ金利を検証した結果ですので、信頼性も高いでしょう。

過去記事「米ドル/円(USD/JPY)のスワップポイント比較」でご確認いただけます。

新興国通貨ペアでスワップ金利を得る場合

高いスワップ金利と言えば、トルコリラ/円(TRY/JPY)や南アランド/円(ZAR/JPY)でしょう!という場合もあるでしょう。当サイトでは、トルコリラ/円(TRY/JPY)でスワップ金利を狙った公開トレードをしています。

どのような成績になっているか、ぜひご覧ください。別記事「ヒロセ通商【LION FX】で、トルコリラ円のスワップ派公開トレード」で報告しています。

新興国通貨ペアはスワップ金利の高さが魅力です。しかし、円高になりやすいというデメリットもあります。そのデメリットは、どの程度大きいでしょうか。無視できる大きさでしょうか。

スイスフランでスワップ金利を得る場合

スワップ金利を得るトレードの場合、最高の条件は以下の通りです。

・政策金利差の安定性: S
・為替レート安定性: S
・先進国通貨ペアか: はい
・安値圏にあるか: はい

これを満たす通貨ペアは一つだけ、豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF)です。では、AUD/CHFを買うのが最高か?と問われれば、即答で「はい」と書きづらいです。というのは、スイスフランを含む通貨ペアだからです。

円を売ってスワップ金利を得るか、スイスフランを売ってスワップ金利を得るかの違いです。

なお、スイスフランを売ってスワップ金利を得る場合、獲得したスワップ金利をスイスフランのまま保有することが可能です。将来、スイスフランの価格が大きく上昇するかも!と思う場合は、候補になります。

スイスフランを外貨のまま保有できるのは、セントラル短資FXです。セントラル短資FXの特徴につきましては、別記事「セントラル短資FXがスワップポイント目的の投資に有効な5つの理由」でご確認ください。