円高の時点でポジションを持ち、レバレッジも小さくするならば、スワップポイント狙い(スワップ派)はとても優秀なトレード手法だといえます。

一方で、短期間でしっかり利食いするのには向きません。

他方、リピート系注文は、数多くの利食いを繰り返すことに特徴があります。このため、スワップ派よりも証拠金増加速度を速くできます。円安すぎるときに買いで始めると、円高になったときに辛いのはスワップ派と同じです。

この記事は、「永遠に利食いを繰り返す?というトラリピ設定と戦略」をまとめたものです。本格的な記事をご覧になりたい方は、リンク先をご覧ください。

リピート系注文の概要

リピート系注文とは、トラリピ、ループイフダン、トライオートFX、連続予約注文などのトレード手法を指します。共通点は「注文を繰り返す」です。イメージ図は、下の通りです。

特定の為替レートの青丸で買って、オレンジ丸で決済します。それを繰り返しています。

swap-repeat

スワップ派とリピート系注文の併用

下のチャートは、豪ドル/円(AUD/JPY)の長期チャートです。1995年から表示しています。過去20年以上にわたって、55円~108円の間で動いています。

そこで、高値と安値の半分より円高になったら、スワップ派とリピート系注文の取引を開始すると仮定します。高値と安値の半分とは、およそ豪ドル/円(AUD/JPY)=80円くらいになります。

下のチャートでいえば、赤枠部分です。

audjpy-monthly-chart2-1995-2016

赤枠よりも円安で始めると、円高になるときに含み損が厳しいです。そこで、赤枠内だけにします。

55円~80円で買うスワップ派

為替レートが赤枠内に入ったら、どこかでポジションを持ちます。そして、為替レートがどのようになっても、ひたすらスワップポイントを獲得し続けます。

利食いを繰り返す方法ではないので、じっと耐える展開が続きます。

その後、赤枠部分を超えて大きく円安になったら、利食いしても良いでしょう。数十円(数千pips)規模の、大きな利食いを狙えます。これが魅力です。

55円~80円でリピート系注文

リピート系注文で買いトレードするデメリットは、円安の時に始めてから円高になると、辛いことです。そこで、円高の部分にあるときだけ実行します。為替レートが赤枠内で動く間、利食いを繰り返してくれるでしょう。

赤枠部分を超えて円安になる場合、リピート系注文は中止です。スワップ派から得られるスワップポイントと、含み益を確保します。

なお、ここでは80円で区切っていますが、上限を85円や90円にしても構いません。ただし、区切り位置を円安に持っていくと、円高になったときに含み損が辛くなります。

取引して利食いしたいという目的と、円高になると厳しいという間で、バランスを考えながら発注しましょう。

スワップポイント狙いとリピート系注文を同時に実行するメリット

どのトレード手法にも、メリットとデメリットがあります。1つの手法だけだと、そのデメリットを打ち消すのは難しいです。そこで、2つの方法を同時に採用して、デメリットを打ち消しています。

二つの手法の共通事項

このサイトの本題は、スワップポイント狙いです。よって、「取引を始めたら、基本的に放置できる」ことが大切です。裁量トレードを混ぜてしまうと、放置できなくなります。

そこで、リピート系注文を使います。リピート系注文ならば、自動売買できますので、放置可能です。スワップポイント狙いのメリットを打ち消すことがありません。

スワップポイント狙いのメリット・デメリット

スワップ派のデメリットは、なかなか利食いできないことです。円高の時に買って、円安になったら売るのが基本です。成功すれば、利幅は巨大です。

しかし、円高になるのを待って買い、そして円安になるのを待つと、年単位になります。

その間、収入はスワップポイントだけになります。これがデメリットです。

リピート系注文のメリット・デメリット

一方、リピート系注文は、どんどん利食いを繰り返してくれるのがメリットです。このため、利益獲得速度は、スワップ派よりも速くなります。

しかし、円安の時に買い注文で取引するのは、リスクが大きくなります。と言いますのは、円高になると含み損が大きくなるからです。かといって、売りで取引すると、スワップポイント損が痛いです。

二つの手法を同時に実行

そこで、二つの手法を同時に実行します。

円高の時に長期保有ポジションを買い、同時に、リピート系注文も実行します。リピート系注文は、円安すぎない範囲で実行します。

こうすれば、以下の通りになります。

歴史的円安圏:
長期保有ポジションの含み益が大きい。スワップポイント益もあり。
円高でも円安でもない:
リピート系注文で利食いを繰り返す。スワップポイント益もあり。
歴史的円高圏:
リピート系注文で利食いを繰り返す。スワップポイント益もあり。

為替レートがどの位置に来ても、いい感じで収益を狙えるプランが出来あがります。スワップ派だけでは難しい利食いを、リピート系注文で補っています。

 

スワップ派とリピート系注文のコラボ
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リピート系注文の比較