高齢者の場合、以下の特徴があるでしょう。
特徴2: 多額の資産を持っている人が多い
特徴3: 一方で、資産がないという人も多い
そこで、高齢者を2つの場合に分けて考えてみます。すなわち、「時間とお金がある場合」と、「時間もお金もない」場合です。それぞれで、最適なFXトレード手法は異なるでしょう。
お金と時間に余裕がある場合
お金と時間に余裕があるということは、現役の間の経済活動がうまくいったということでしょう。企業年金などもありますし、FXをする理由はないかもしれません。
しかし、FXをしていると、常に日本経済や世界経済の情報に接することになります。引退しても現役の時のように頭を使い、弱肉強食の相場で活躍するのは頭の健康のためにも良い事でしょう。
このため、損失を過大にしないことに十分気を付けながら、自由に取引してよいのでは?と考えられます。
お金と時間に余裕がない場合
お金と時間の両方に余裕がない場合、FXをすべきかどうかという判断がかなり難しいです。
お金に余裕がないから働きます。すると、時間の余裕もありません。また、若いころのように働き詰めというわけにも行きません。すなわち、FXで損することが許されない状態に近いです。
損できない状況ならば、FXをしてはいけないということになります。
それでも少額で何とかやってみたいという場合、損する可能性が低いトレード手法を採用することになるでしょう。例えば・・・豪ドル/円(AUD/JPY)の買いです。それも、豪ドル/円(AUD/JPY)が60円前後になってからレバレッジ2倍で買うといった、超守備的なトレードです。
上のチャーとは豪ドル/円(AUD/JPY)の超長期チャートです。豪ドル/円(AUD/JPY)=60円前後というのは、歴史的に見て極めて円高の水準だと分かります。そこで買います。
しかし、相場は何が起きるか分かりません。一気に円高が進むかもしれません。そこで、レバレッジを2倍までにします。
円高で含み損になっても、毎日のスワップポイントで頑張ろうというトレード手法です。
ただし、このトレード手法の場合、豪ドル/円(AUD/JPY)を買うとスワップポイントがプラスであるという前提があります。マイナスに転換したら、精神的にかなり苦しいトレードになるはずです。何しろ、金銭と時間に余裕がない状態ですので、スワップポイントの損失は極めて苦痛でしょうから。
また、もう一つの注意点として、豪ドル/円(AUD/JPY)=60円はもう二度と実現しないかもしれない点があります。
上のチャートを見る限りでは、もう一回くらい60円になってもいいように見えます。しかし、将来の相場は誰にも分かりません。すなわち、もう60円にならないかもしれません。
このため、取引を開始するまでにかなりの辛抱が必要でしょう。
この豪ドル/円(AUD/JPY)を買うというトレードは例です。その他のトレード手法もあるでしょう。しかし、損失許容額があまりに小さい場合はFXをすべきではありません。FXをする前に、収入支出を見直すという地道な作業が必要でしょう。
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