当サイト管理人がトルコリラ/円(TRY/JPY)のスワップ派トレードを開始して、1年以上が経過しました。取引内容は以下の通りです。
- 取引口座: ヒロセ通商(LION FX)
- 取引数量: 10,000通貨の買い
- 取引価格: トルコリラ/円(TRY/JPY)=39.06円(買い値平均)
- 証拠金額: 20万円
取引を開始して1年間、ヒロセ通商(LION FX)は極めて高い数字を提示してくれました。しかし、新しいスワップポイントは1万通貨当たり70円です(下のキャプチャはヒロセ通商(LION FX)から引用)。
スワップポイントが引き下げられてしまって残念ですが、これは仕方がありません。下のチャートは、2015年から2016年にかけての2年間のトルコリラ/円(TRY/JPY)の推移です。
円安になる見せ場もなく、円高が進行している様子が分かります。為替レートが45円の時に提示していたスワップポイントを、30円になってもそのまま提示し続けるのは無理があります。よって、引下げは仕方がないと思います。
では、トルコリラ/円(TRY/JPY)のスワップポイントが70円というのは、他社と比較してどうなのでしょうか。2017年1月19日時点のスワップポイントで比較しましょう(1,000通貨で取引可能なFX口座)。
ヒロセ通商(LION FX): 70円
セントラル短資FX: 65円
SBI FXトレード: 62円
トライオートFX: 55円
この表では、FXプライムbyGMOが最も大きな数字です。そこで、今からスワップ派を始めるならば、FXプライム byGMOが有力候補になるでしょう。
FXプライムbyGMOに乗り換えるべきか?
では、今取り組んでいるヒロセ通商(LION FX)から、FXプライムbyGMOに乗り換えるべきでしょうか。結論としては、「このままヒロセ通商(LION FX)で継続」とします。
というのは、乗り換えにもリスクがあるからです。
乗り換えてから、何らかの理由でFXプライムbyGMOのスワップポイントが引き下げられたらどうしましょう?また引っ越しでしょうか。スワップ派は、ひとたび取引を開始したらポジションを持ち続けるのが基本です。
少しでもスワップポイントが大きいFX口座で取引しよう、というのも選択肢の一つです。しかし、それを繰り返していると、スプレッド分の損失が積み重なる可能性があります。また、「放置できる」というメリットを失うことになります。
さらに、ヒロセ通商(LION FX)の70円は、他のFX口座と比較しますと、なお高水準にあります。決して低い方ではありません。このまま維持する選択肢が良いだろうという判断です。
スワップ派ポジションの現状はどうなっている?
では、この記事を掲載した時点の公開トレード状況はどうなっているでしょうか。確認しましょう。
含み損益: △89,109
合計: △45,993
1万通貨の取引ですので、1万円の損益が為替レート1円分の価値になります。スワップポイントで4.3円分ぐらい獲得し、評価損で8.9円分くらいあります。トルコリラ/円(TRY/JPY)のチャートを見ますと、一気に円高になっている様子が分かります。
しかし、損益合計は踏ん張っているといえるでしょう。
為替レートは一方的に円高または円安になることは少なく、通常は上下動します。そこで、トルコリラ/円(TRY/JPY)が長期的に円安になるのを待つということになるでしょう。
この「待つ」ということが、スワップ派の基本行動になります。
さらに円高が進みそうだったら、どうする?
では、このまま持ち続けるとして、円高がこれからも進行する場合の対処法はどうしましょうか。このまま待つというのも選択肢になりますが、「少しだけ損切りしてみる」というのも選択肢になります。
というのは、スワップポイント益が4万円以上あります。1,000通貨~2,000通貨くらい損切りしても、プラスの方が大きいです。また、少し損切りしておけば、そこからさらに円高になっても、含み損の増え方は小さくなります。
そして、円高トレンドから円安トレンドに転換するかな?というあたりで買い戻せばOKです。
ヒロセ通商(LION FX)のスワップポイント<その後>
(2017年2月17日追加)
ヒロセ通商(LION FX)がスワップポイントを引き下げてから1か月が経過しましたので、この1か月間のスワップポイント推移を確認しましょう。
ヒロセ通商(LION FX)のトルコリラ/円(TRY/JPY)スワップポイントが引き上げられています!当初は70円前後を推移していましたが、1か月後には86円あたりを中心に推移しています。結果としては、乗り換えないで正解だったということになります。
今後も高スワップポイントの提示に期待しましょう。
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